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かわごえ誠一<ぱぱちゃりライダー>ブログ

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青少年健全育成条例

ブログの更新が追い付かない中、都議会では大きな動きがありました。
一部報道で取り上げられていると思いますが、都青少年健全育成条例の改正案が審議されて、ここ連日事務所にも多くの電話や郵便ファックスをいただきました。伊藤都議本人のメールには2000通を超える改正案に反対を表明するご意見をいただいたとのことです。

昨日の総務委員会で、東京都議会史上初の条例の継続審議に持ち込んだとのことです。

事務所の電話を転送にしている私の携帯にも昼夜問わず電話がかかり、ご意見をうかがってきました。
それらの電話はほとんど紳士的に丁寧なお話をされる方との印象を持ち、反対を高圧的に振りかざす方はいらっしゃらないと感じました。
表現の自由などを規制する都条例に大変な危機感を抱いていること、切実な思いとして伝わってきました。

PTAが賛成意見との報道も一部ありましたが、これは都の小学校PTA協議会のこと。
私の係わる都中Pでは、現時点では条例改正に対して特に意見表明は行っておりません。

個人的には、子どもを守るためにインターネットやコミックなどの性表現には何かしらの制限が必要だと思っています。しかし、イラストレーターとして表現者の片隅にいた人間としては、条例で表現に縛りをかけられることには強い違和感を感じます。
道路を走るときに道交法が必要なように、規制なしで全てが勝手気ままに走り回っていたら、大混乱をしてしまうと思います。
今まで、個人の頭の中や身近な同好の仲間の中でやり取りされていたものが、インターネットで全世界に瞬時に公開されるようになったこの時代に合わせたルール作りをするべきではないでしょうか。

また、現実に被害を受ける子どもたちもいるのは確かです。子どもたちが巻き込まれる性被害やインターネット犯罪の現状を周知し、次の都議会に、しっかり審議をしていただければと願います。

これだけ、関心を持たれたのはまれなことかも知れません。
この後も、政治と生活が地続きだということを実感し続けてほしいと願います。
by s-kawagoe | 2010-03-20 18:12 | 日々つれづれ
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